ハウスオブラビット のお客様へ

ハウスオブラビットのお客様へ…


皆様、いつもご来店ありがとうございます。


11月2日は、ハウスオブラビットが誕生して23回目のお誕生日です。

記念すべき日に、今年もイベントが開催できることとなりました。

それは、私達スタッフと共に同じ気持ちでうさぎに向き合っているお客様のおかげに過ぎません。


今だから、お話します。


2年前のリニューアルオープン。

その年の7月には、閉店することを考えていました。

日々の管理、介護のうさぎ達、お店の仕事、商品の製造…これを店長の鈴木とバイトちゃんと、繰り返し繰り返しこなしてきましたが、私達もスーパーマンじゃないから、身体も心も悲鳴をあげていました。


毎日、毎日、心が変わる。

今日はもう少し頑張ってみよう。

でも翌日になると、やっぱりきつい…

そんな、地に足が付かない状況が続きました。


「お店を閉めよう…」

…そう考えると、決まってお客様と過ごした日々がぐるぐると頭の中に浮かび、うさぎも飼い主さんも、いつのまにか私達にとって、大切な存在になっていて、会えなくなることを考えるだけで苦しくなりました。


「お店を続けたい!」

うさぎに必要ではない、メーカーがメーカーの利益だけを考えた商品やフードの取り扱いをやめ、うさぎのことを最大限に考えた商品のみの取り扱いになってから、実際、売り上げは次第に下がっていきました。

それでも、うさぎに良くないものは、取り扱いたくないという、私達のプライドだけは守り通したい。


遺棄うさぎが増え続けている中(ハウスオブラビットからお迎えされたご家族はそのような無責任な事をするわけがありません)うさぎを販売していることで、それが増え続けるのであれば、うちのお店は違うなどと掲げても、うさぎを販売して、利益を得ているお店には変わりない。

うさぎのことやうさぎとの暮らしを突き詰めて考えてきたら、うさぎを販売することができないと考えるようになりました。


「うさぎをどんどん増やして販売して、うさぎに必要ないものでも販売するのが、商売でしょ?」そう思われる方もいらっしゃいますよね。

…でも、できないんです。

うさぎの声を聞けば聞くほど、それが出来なくなって、苦悩の日々が続きました。


うさぎの為を考えて営業することが、こんなに険しいことなのだと、今も感じています。


ハウスオブラビットは、うさぎを心の底から理解しようとしているお客様に恵まれている。

これだけは、どこのお店よりも優れている自信があります。

私達の思いを理解していただけるように、伝えていきたい。

ここで閉店してしまったら、何一つ変わらない。

その思いで、お店を続ける事を決め、0からのスタートを始めました。


昨年も、今年も、イベントを続けて開催出来るのは、私達と同じ気持ちで、うさぎと向き合うお客様がいてくれるからこそです。



店長、あなたがこんな私に何も言わずにについてきてくれたからです。

それがどんなに心強かったか。


沙織さん、仕事を辞めてまで、母親のお店で働くことを選んでくれてたからです。


一番弟子のもっちー、もう営業を続けていけないかもしれない…卒業して欲しいとあなたに伝えた時、あふれる涙が止まらなかった。

独立することを、勧めた時に、突き進んでみようと決めてくれたあなたを、誇りに思います。


背中を押してくれた仲間たち、こんな商売下手な会社の為に手を差し伸べてくれた方々。


まだ、頑張れます。

うさぎ達が教えてくれたメッセージを伝えさせてください。


明日から23周年のイベントが始まります。

お客様に楽しんでいただきたくて、スタッフ一同この日の為に準備してまいりました。

是非、少しの時間でも、皆様とお話し出来たら嬉しいです。

皆様のお越しをお待ちしています。


ハウスオブラビット 鷲見美紀